『神奈川九龍特別編~横浜中華街エリア』
神奈川県と言えば「横浜中華街」、「龍」と言えば中国、日本の木彫りの龍「宮彫りの龍」とは異なりますが横浜中華街の龍は、店舗にも門(牌楼)にも、寺院(廟)にも多々あり、中国には欠かせないものです。比較しながら、龍を探す。新しい街歩きを楽しめるのは、ここ神奈川県だけです。
好みの龍を探しながら中華街歩く。横浜中華街を楽しんでください。
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其の一 四牌楼(門)・・・東西南北に建てられた門
中国の「風水」によって作られた牌楼(ぱいろう)は、中に邪気が入らないように設け、「春夏秋冬」「朝昼暮夜」の色調(青赤白黒)で彩り、方位を司る四獣神(青龍・朱雀・白虎・玄武)据えた。各扁額には、龍が飾られている。
1)朝陽門・・・青龍、子々孫々の繁栄を司る。
2)延平門・・・白虎、商売繁盛を司る。
3)朱雀門・・・朱雀、災厄を払う。
4)玄武門・・・玄武、陰気・邪気を払う。
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其の二 その他の牌楼(門)
横浜中華街には目を引く、色彩豊かな牌楼(門)が沢山ございます。
1)善隣門・・・中華街の「顔」赤を基調とし金の彫り物が施された華やかな門。
2)西陽門・・・JR石川町駅前にある。中華街の入口を示している。
3)関帝廟道門(天長門)・・・海側
4)関帝廟道門(地久門)・・・山側
5)市場通り門・・・市場通りの両側に門(牌楼)がある。
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其の三 関帝廟・・・中華街のシンボル
世界中で中華街が形成される時、最初に作られるのが「関帝廟」です。
中華街の守護神「関帝」は、三国志の武将、関羽のことで、商売、護国の神として祀られている。
「関帝廟」内はそこかしこに多数の「龍」が施され、日本の龍とは趣が異なる味わいがある
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其の四 媽祖廟・・・中国華僑の守り神
約千年前の北宋時代に実在していた福建省・林氏の娘。航海安全の守護神として祀られている。
家内安全・安産祈願・無病息災・厄病・自然災害などから護る守護神として祀られている。
【龍】・・・現在(H30年)山門修復工事中ですが、年内には新しい山門修復が終わります。 中には多くの龍が存在し、探す楽しみもあります。
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其の五 横浜中華街店舗
中華大通りをはじめとして、メインの関帝廟通り、太平道、広東道、開港道の縦道と上路、 市場通り、香港路などの横道には、店舗の扁額に、龍が施されております。
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其の六 九龍陳列窓
延平門から西門通りと入ると、右側にあります。陶板で作られ展示されています。
現在は展示スペースとして活用されています。
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其の七 その他(横浜中華街龍探し)
横浜中華街には牌楼・廟・店舗以外にも、そこかしこに龍が描かれた物があります。それを探す楽しみもあります。是非、いろいろな龍を探してください。